単身の引越しなど荷物が少量の場合、引越し業者に依頼せずに自分で荷物を運ぶセルフ引越しを検討する方も多いのではないでしょうか。
こちらの記事では、セルフ引越しの準備の進め方・やっておくべきポイントについてまとめていきます。
セルフで引越しすることは可能？
そもそも引越し業者に依頼せず、セルフ引越しすることは可能なのでしょうか？
結論としてはすべての作業を自分で行うセルフ引越しをすることは可能です。
しかし、セルフ引っ越しにはメリットだけでなくデメリットもあります。
メリットとしては、
・引越し費用が抑えられる
・自分のペースで作業できる
・ライフスタイルが不規則でも柔軟に対応できる
という点が挙げられます。
一方で、次のようなデメリットにも注意する必要があります。
・荷造りから搬出、運搬、搬入などの作業を全て自分で行うため、手間や時間がかかる
・大型家具や家電が多い場合は人員の確保が必要になる
・集合住宅では自力での引越しが禁止されている場合がある
・駐車場やエレベーターなどを長時間利用する場合は事前申請が必要となることがある
という点です。
デメリットも把握したうえで、セルフ引っ越しが本当にできるのか検討しましょう。
セルフ引越しは何日前から準備する？
セルフ引越しは、引越し予定日の1ヶ月前から準備を始めることをおすすめします！
時間に融通が効くセルフ引越しですが、前もって準備をしておかないと引越し完了までダラダラと時間がかかってしまったり、手間取ってしまって「引越し業者に頼めばよかった！」と後悔することにつながります。
スムーズに作業を終えるためにも、余裕を持って準備を始めましょう。
セルフ引越しのやることリスト
セルフ引越しをする場合は、引越し業者にお任せできるところを全て自分で行わなければいけません。
セルフ引越しで、特に必要な準備などをリストにしたので参考にしてみてください。
①ダンボールなど資材の準備
まず引越しに適したダンボールを用意しましょう。スーパーなどにある一般的なダンボールは重い荷物をつめて運ぶのには適していないものもあります。頑丈なダンボールをまとめてネット購入しても良いでしょう。
②養生の必要があるか確認
冷蔵庫などの大型家電を運ぶときは旧居・新居に傷がつかないよう養生が必要です。
本格的な養生が必要な場合には、業者に依頼した方がいいでしょう。
③レンタカーなどの車の手配
自家用車に荷物が積めれば良いですが、想定より荷物が多くなったり大きなサイズの家具家電が積めない可能性もあります。
レンタカーを借りる場合は、軽トラック・1トントラック、ワンボックスバンなどがあると荷台が広く便利です。
引っ越し予定日が繁忙期であれば、確実にレンタカーを手配できるか・ガソリン代がいくらぐらいかかるかもチェックしておきましょう。
④手伝ってくれる人を確保する
セルフ引越しとはいえ、自分ひとりですべての作業を完了させるのは体力的に難しく、ケガやトラブルに発展しかねません。
また引っ越し作業中に荷物が盗難にあったりしないよう、セキュリティ面も考慮が必要です。
運搬中の荷物から目を離さないよう、運転する人と作業をする人で最低でも2～3人程度いると安心です。
また手伝ってくれた人への謝礼として、3,000～5,000円程度を包むのが一般的です。
⑤駐車スペースがあるか
引越し作業中、長時間の駐車で罰金を取られたり交通の妨げとなるようなことがないよう、安全に車を停めておけるスペースがあるかどうか事前に確認しておきましょう。
同時に道幅なども確認しておくとよいでしょう。
⑥雨が降ったときの対処
融通が効くセルフ引越しですが、突然の雨に遭ってしまうこともあります。
荷物をスムーズに運ぶための台車を用意する、濡れないようにシートをかけるなど、天気予報を確認するだけでなく、必要なものを用意しておきましょう。
⑦家電の運搬や設置
小型家電の運搬設置はセルフでもできますが、エアコンの設置を自分で行うのは困難です。
またウォシュレットの取り付け・洗濯機冷蔵庫などの水抜きについても確認しておきましょう。
使っていた冷蔵庫を新居に持っていく場合は、 事前に中身をすべて空にして水抜きをしておく必要があります。
新居に洗濯機を持って行く場合は、洗濯機の寸法に基づいて搬入経路や設置場所を確認しておきましょう。
ここまで引越し前のやることリストをご紹介しましたが、引越し当日には次のような作業があります。
①レンタカーを取りにいく
②荷物を搬出して新居まで運ぶ
③新居の養生をする
④荷物を新居に運び入れる
⑤家具・家電を配置する
⑥レンタカーを返却する
⑦荷ほどきをするく
⑧梱包資材を処分する
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