「レントラ便」を含むすべての引っ越し（運送）事業者は「一般貨物自動車運送事業」の許可を取得、または「軽貨物自動車運送業」の届け出を出すことにより、貨物(荷物)の有償の輸送が認められています。
お客様（人）をトラックに乗せて営業するには、バスやタクシーと同様の「旅客自動車運送事業」の許可が必要となりますが、1台の車両で「貨物運送」と「旅客運送」の2つの登録（許可）は出来ません。
すべての運送事業者は貨物運送の許可を取得しているため、旅客運送の許可は取れませんので、運送事業者はお客様をトラックに同乗させて営業することが出来ないのです。
稀に同乗を売りにする個人事業者さんがありますが、法律（道路交通法）違反であるのと同時に、万が一の事故の際の同乗（車両）保険が入っていないケースが普通にありますので絶対にやめておいたほうがよいですね。
レントラ便はトラックには同乗できませんので、引っ越し荷物の積み込みが終わったら、お客様はタクシーや公共交通機関を利用して引っ越し先に向かうようになります。
トラックが先に引っ越し先に到着した場合は、基本、お客様の到着を待っての荷降ろし作業となります（例外もあります）。
待機時間も利用料金に含みますので、荷降ろし地点（積込地点）を自分以外の家族や友人に立ち会ってもらうことで無用な待機時間をなくすことが出来ます。
引っ越し先までの移動方法もしくは、それぞれの箇所に立会う段取りを事前にシミュレーションして必要な利用時間を計算し、お見積りフォームを送信するようにしましょう。
