
引越し前の整理や家の収納不足、季節家電の保管場所など、「荷物をどこに置けばいいのか」と悩む方は少なくありません。
そんな時、多くの人が一度は考えるのが「レンタルボックスを使うか」「不用品処分をするか」という2つの選択肢です。
この記事では、レンタルボックスを利用するケースと不用品処分した方が良いケースの判断基準や料金相場、運搬方法、トラブルを避ける注意点まで詳しく解説していきます。
保管か処分かで迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

なぜ「レンタルボックスか処分か」で迷うのか?
レンタルボックスが一般的になった昨今、「捨てるのはもったいないからとりあえず保管」「いつか使うかもしれない」「今は家に置く場所がないだけ」と、荷物を預ける選択をする人が増えています。
一方で、
・レンタルボックスの月額費用が意外と高い
・結局、ほとんど使わない物を保管し続けてしまう
・保管したことで片付けが後回しになる
という新たな問題に直面している人も少なくありません。
そのため、「そもそも保管するべき物なのか」「処分した方がいい物なのか」をまず見極めることが無駄な出費と労力を減らすポイントになります。
レンタルボックスに向いている物、向いていない物
レンタルボックスは万能の保管場所ではありません。保管するにあたって、向いている荷物と向いていない荷物があるのです。
レンタルボックスに向いている荷物
以下のような荷物は、レンタルボックスでの保管に向いています。
・使用頻度が低いが買い直すと高額
・季節ごとに使う(暖房器具、扇風機、スノーボード用品など)
・大きくて家のスペースを圧迫する
・捨てられない思い出の品(アルバム、趣味のコレクション)
・災害用品、アウトドア用品など「たまに必要になるもの」
これらの荷物は、処分すると買い直しが大変だったり、思い入れが強いことで後悔につながる可能性があります。そのためレンタルボックスでの保管に向いています。
レンタルボックスに向かない荷物
逆に、以下のような物は預けるべきではありません。
・消耗品(劣化する服、紙類、食品)
・湿気に弱い家具や家電
・壊れている物、使う予定がない物
・保管料より新品購入の方が安い物
・ずっと触っていない物、存在を忘れていた物
・すでに処分候補として悩んでいる物
特に、押し入れで眠っていた物をそのまま移動するようにレンタルボックスへ入れるのは危険です。結局「ただ場所を移しただけ」になり、毎月の保管料を無駄に払うことになります。
レンタルボックスの料金相場を理解しておく
レンタルボックスの利用を検討する人の多くが知りたいのは、「いったいいくらかかるのか」という料金の目安です。
屋内型トランクルームの相場
・1畳:月8000円〜15000円
・2畳:月15000円〜25000円
空調が整っており湿気対策があるため、料金は高めです。
屋外型コンテナの相場
・1畳:月4000円〜9000円
・2畳:月8000円〜15000円
低価格ですが、湿気や暑さ寒さの影響を受けやすいので、保管する物を選ぶ必要があります。
注意したい追加費用
・初期費用(事務手数料、鍵代)
・更新料
・セキュリティオプション
・保険料
これらの追加費用が合計で1万円以上かかることもあり、月額の安さだけで契約すると後悔しがちです。
レンタルボックスの月額が数千円でも、1年使えば数万円になります。保管料以上の価値が荷物にあるかどうかを、冷静に見極めることが大切です。
不用品処分の方法とメリット・デメリット
レンタルボックスを検討する人は、不用品処分の方法も知っておくとどちらが自分に合っているのか判断しやすくなります。
粗大ごみとして処分
・数百円〜数千円で処分可能
・最もコストが安い
・日程調整が必要
・解体や運搬は自分で行う必要あり
リサイクルショップへ持ち込み
・買取してもらえる可能性がある
・持ち運びの手間がかかる
・人気ブランド以外は値段がつかないことも多い
出張買取サービス
・大型家具や家電でも自宅まで来てもらえる
・査定額がつけば無料で引き取ってもらえる
・状態が悪い物は断られることもある
不用品回収業者
・量が多くても一括引き取り可能
・費用が高め
・業者選びの難易度が高い
フリマアプリ(メルカリなど)
・自分で値段をつけられる
・高く売れることもある
・梱包や発送の手間がかかる
・売れない物も多い
「売れるかも」と保管し続けるぐらいなら、最初から処分してしまった方が結果的に安くなるケースが非常に多くなっています。
判断に迷ったときは、「保管料×利用期間」を計算し、その金額より買い直しや処分が安いなら、即手放す選択が正解です。
レンタルボックスに入れる前の荷物仕分けのコツ
保管か処分かを決めるうえで、荷物仕分けのステップは非常に重要です。
1. すべての荷物を一度出す
収納に押し込まれている状態では、必要か不要かの判断ができません。まずは広げて全体を把握します。
2. 使用頻度で分ける
・半年以内に使った
・1年以内に使った
・1年以上使っていない
1年以上使っていない物は、ほとんどの場合今後も使わないと判断して良いでしょう。
3. 保管費用と買い直し費用を比較する
保管料が1年で3万円かかるとすれば、3万円で買える物を預ける必要はありません。
4. 「なくても困らない物」は処分候補にする
多くの人が捨てられない理由は「いつか使うかも」という曖昧な基準です。しかしその「いつか」は来ないことがほとんどです。
この仕分けを行うだけで、レンタルボックスに入れる荷物は半分以下になるケースが多く、毎月の保管料も大幅に抑えられます。
レンタルボックス利用時の注意点
レンタルボックスにはメリットが多い反面、トラブルも少なくありません。
湿気とカビ
屋外型のコンテナは夏場の湿度が高く、カビが発生しやすい環境です。布団や紙類、革製品は特に注意が必要です。
長期保管すると存在を忘れる
何年も取り出さず、保管料だけ払い続ける人が少なくありません。年1回は見直すことが重要です。
出し入れの負担
大きな荷物を持っていくには車が必要で、運搬は意外と労力がかかります。
こうした面も踏まえて、レンタルボックスを選ぶべきか検討することが大切です。
荷物運搬はどうする?車がない人の選択肢
レンタルボックスを検討している人の多くが「どうやって荷物を運ぶか」という問題に直面しています。車がない場合は、以下のような選択肢があります。
・軽トラック付きの運搬サービス
・引越し業者のミニ便
・レンタカーで自分で運ぶ
・運搬込みのトランクルームを選ぶ
運搬サービスが付いているレンタルボックスも増えており、車がない人でも利用しやすくなっています。
立ち会い無しで楽々!レントラ便の運搬代行サービス
「自分でレンタルボックスへ荷物を運搬するのは難しい」「どの会社に依頼すればよいか分からない」
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料金は段ボール10個までの固定料金かレンタルボックスの広さに応じた料金からお選びいただけ、最安値で17,980円。エレベーターがない場合も追加料金はかかりません。
さらにうれしいポイントが「お客様の立会い不要」ということ。
レンタルボックスの鍵は当日の受け渡しか作業日2日前までに郵送していただき、作業終了後はご自宅へ郵送でご返却となります。
レンタルボックスの荷物の状態や作業状況を確認したいというお客様には「写真送信サービス」もご用意しているので、安心してご利用いただけます。
レンタルボックスの契約は事前にお客様ご自身でしていただきますが、お得にご利用できる提携レンタルボックスも多数ございますので、参考になさってください。
さらに、レンタルボックスに預けた荷物が不要になった場合もレントラ便がおすすめです!
レントラ便なら、レンタルボックスの荷物処分の際に買い取りが可能で、不用品処分費用を抑えることができてとてもお得です。買取査定は、不要品回収当日でも承っています。
