有料老人ホームなどの高齢者施設への引っ越し作業や手続きは、通常の引っ越しとは異なる部分が多く、入居するご本人に変わってご家族が行うこともあるため戸惑う方も多いのではないでしょうか。
ここでは、高齢者施設へ引っ越す場合の、一般的な流れと引っ越しにあたってのポイントをご紹介します。
高齢者施設への引っ越しの流れ
自宅から高齢者施設へ引っ越しをする場合は、以下のような流れになります。
①入居手続きと入居日の決定
まず、高齢者施設の入居手続きを済ませます。
複数の施設から資料請求をしたら、できる限り見学や体験入居をして入居申し込み手続きをします。この際、居室や生活イメージをつけておくことがポイントです。居室内に家具が付いていることもあるため、よく確認しておきましょう。
契約までに必要な書類は施設によって異なりますが、健康診断書などが必要になってくる事が特徴です。
必要書類の提出後に面談・入居審査を受け、無事契約となると入居日が決定します。引っ越し準備期間などを考慮して、無理のないスケジュールで決めることが大切です。
②引っ越し準備
居室の広さに限りがあるため、ほとんどのケースで荷物整理が必要となります。 また、施設によって持ちこめない荷物があるので確認しておきましょう。家具や家電については、最初から施設に備え付けがあるものは施設側から持ち込みを断られることが多いようです。
持ち込む荷物は極力少ない方がいいため、あれもこれも…とならない程度に「思い入れのあるもの」や「愛着のあるもの」など、本人の意思に沿って準備を進めましょう。
③引っ越し当日
引っ越し当日は前もって施設側に連絡を入れ、荷物の運搬を行います。
備え付けの家具が多い居室であれば、衣服や日用品など割と少ない荷物で済むため、自家用車やレンタカーで運ぶこともできるでしょう。
大きな家具家電がある場合や遠方の場合は、引っ越し業者に頼むことでスムーズに進みます。引っ越しの際には他の入居者にご迷惑をかけないよう、静かに行うことが必要なので、高齢者施設への引っ越しプランがある業者を選ぶと良いでしょう。
高齢者施設への引っ越しのポイント
①トランクルームの利用を検討する
高齢者施設への引っ越しでよくあるトラブルが「引っ越し当日に荷物を搬入してみたら、施設の部屋に入りきらず結局廃棄することになった」ということです。
入居する本人が家族と同居している場合は、家具などを家族が使い続けられますが、一人暮らしの場合は、処分するのか決める必要があります。まだ使えそうなものや、捨てるのが躊躇われるようであるならば、トランクルームに預けるという手もあります。
引っ越し作業と並行して自分たちでトランクルームに荷物を運搬するのは、非常に労力がかかるので、運搬から搬入までを行ってもらえる宅配型トランクルームがおすすめです。引っ越し業者によっては、施設へ引っ越す際に「立ち寄り」としてトランクルームに寄ってくれる場合もあります。
②荷造りや荷解きを誰がやるのか決めておく
備え付けの家具がある場合など、荷物の少ないコンパクトな引っ越しが多いとはいえ、高齢の方にとって荷物をダンボールに詰めたり、重い荷物を運んだりといったことは大変な作業になります。
また入居して荷解きをした後、荷物を使いやすく整頓された状態に配置するのも助けが必要になることが多いようです。
荷造りなどもすべて引っ越し業者におまかせしたいのか、身の回りのものだけは自分で梱包したいのかなど、荷物の処分と同様に本人の意志を尊重しながら事前に決めておくと良いでしょう。
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さらに「レギュラープラン」をお選びいただくと、ドライバーが荷物の搬入・搬出、荷造り・荷解きをお手伝いすることも可能です！
また引っ越しと同時に、オプションで不用品回収・買取、トランクルームでの保管など一貫したサポートをしています。（レントラ便提携トランクルーム）
引っ越しと別に不用品回収業者やトランクルームを手配する手間が省けるため、ご本人だけでなくご家族にとっても便利なサービスとなっています。
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