
「引越し業者を頼むほどでもない」「もっと安く・気軽に引越したい」「近所だからタクシーでも行けるのでは?」と、引越しにタクシー利用を考える人も少なくありません。
実際に、荷物が少量で近距離の引越しの場合はタクシーを活用することは可能です。
ただし、通常のタクシー利用とは違い、いくつか注意点やマナーを知っておかないと思わぬトラブルに遭ってしまう可能性もあります。
この記事では、「引越しにタクシーを使うときの事前連絡の有無」「予約の方法」「荷物運びはドライバーが手伝ってくれるのか」といった疑問をわかりやすく解説します。
タクシーで引越しできる?知っておくべき基礎知識
結論から言うと、タクシーでの引越しは「場合によっては可能」です。
状況によっては、すべてのタクシーが対応してくれるわけではないため確認が必要になります。
基本的にタクシーは「人」を運ぶ旅客運送業に分類されており、「荷物」だけを運ぶことは法律で禁じられています(貨物運送ではないため)。
そのため、荷物だけを運ぶ引越しには使えませんが、乗客が同乗し手荷物程度の荷物を一緒に運ぶことは可能です。
タクシーで引越しできるケースとは?
・荷物が非常に少ない(例:段ボール2~3箱と布団など)
・引越し先までの距離が近い(目安:10km圏内)
・自分も同乗して荷物を運ぶ
・大型家具や家電がない
・運転手に事前に了承を取っている
タクシーで冷蔵庫や洗濯機などの大型家電を運ぶことはできません。大型家電や家具がある場合は、破損や積載トラブルのリスクが高いため引越し業者を使うのが安全です。
タクシー会社への事前連絡は必要?予約はしておくべき?
タクシーを引越用途で使いたい場合は、事前の連絡・相談をしておくことが重要です。
いきなり流しのタクシーを止めて「荷物をたくさん積ませてください」と頼んでも、ドライバーが断るケースが大半です。
事前にタクシー会社に連絡して、予約も済ませておきましょう。
なぜ事前連絡が必要なの?
・荷物の多さ・大きさに対応できる車両を確保するため
・業務の合間に突然荷物運搬を頼まれるとトラブルになりやすいため
・タクシー会社の規定で荷物運搬を禁じているケースもあるため
・ドライバーが対応可能かどうかを事前に確認するため
予約時に伝えるべき情報は?
・利用日時・時間帯
・現在地と引越し先の住所
・乗車人数
・荷物の量・内容(例:段ボール3箱・布団1組・スーツケース1個)
・ワゴンタイプのタクシー希望かどうか
・乗降場所の状況(車を止められるスペースがあるか)
地域によっては観光タクシーやハイヤー扱いになることもあるため、料金体系が通常とは異なる場合があります。
見積もりや料金説明を必ず確認しておきましょう。
荷物の運び出しや積み下ろしは手伝ってもらえる?
タクシー運転手は、荷物を運ぶプロではありません。原則として、ドライバーに荷物の運搬や積み下ろしを依頼するのはマナー違反です。
トランクの開閉や簡単な積載補助程度であれば、対応してくれるドライバーもいますが、あくまで好意に基づくものであり、義務ではありません。
基本的には「手伝いはなし」と考えておくのが無難です。自分で荷物の出し入れをする前提で準備しておくことをおすすめします。
引越しに適したタクシーの車種とは?
通常のセダンタイプのタクシーではトランクが小さく、荷物が積みきれない可能性があります。
引越用途に向いているのは以下のような車種です。
・ミニバン・ワゴンタイプ:トランクが広く、段ボール4~5箱+布団も可能
・ジャンボタクシー:最大9人乗りの大型車で、大荷物にも対応可能
・ハイヤー(貸切型):時間貸しが可能で、ビジネス用途以外にも柔軟に使える
タクシー会社に「大きめの車を希望」と伝えれば、対応可能な車両を用意してくれることがあります。
タクシーよりも安心便利!レントラ便という選択肢
タクシーでの引越しは、安価で手軽な選択肢ですが、事前連絡やマナー・自分での荷物運びが前提となります。荷物がやや多めだったり、荷物の積み下ろしや搬入に自信がないという方には、「レントラ便」がおすすめです!
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