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トランクルームに残された故人の遺品処分をどう進める?手順や方法を解説!

故人が生前に利用していたトランクルームや貸倉庫、レンタル倉庫
いざ相続や整理の段階になると、「中に何が入っているのか分からない」「処分や廃棄をどうすればいいのか分からない」と、ご家族にとって大きな負担になるケースは少なくありません。

自宅にある遺品の片付けだけでなく、別の場所に預けられた荷物処分となると大きな労力がかかります。

今回は、トランクルーム・貸倉庫・レンタル倉庫に預けられた故人の遺品処分をどう進めればよいのか、手順や方法を詳しく解説します。

トランクルームの遺品処分に悩む人が多い理由とは?

トランクルームに預けられた遺品処分に悩む人が少なくありませんが、その理由として「精神的なブレーキ」がかかりやすいことがまず挙げられます。

トランクルームに預けていた荷物は、故人にとって「手放せなかった物」や「大切にしていた物」である可能性が高く、捨てることに抵抗感を抱きやすくなります。

さらに、「処分方法が分からない」という問題もあります。
大型家具、家電、書類、趣味用品、衣類などが混在している場合、
・何を残すべきか
・何を廃棄してよいのか
・誰に相談すればいいのか
といった判断がつかず、結果として遺品処分の作業の手が止まってしまうのです。

最初にやるべきことは?遺品処分前の確認事項

トランクルームを契約していた方が亡くなると、原則として契約解除となります。
このため、ご遺族や相続人ご自身の名義で契約するか、退去のために早く荷物を搬出するかの選択を迫られます。

またトランクルームには落ち着いて仕分けや梱包などの作業をするスペースがないことが多いため、とりあえず荷物を搬出することが急務となります。

時間が限られているトランクルームの遺品処分ですが、必ず確認しておくべきポイントがあります。

1.契約者と解約条件の確認

トランクルームや貸倉庫は、原則として契約者本人または相続人しか解約できません。
まずは契約書の確認や管理会社への連絡をし、
・解約手続きの方法
・立ち会いの有無
・残置物の扱い
を確認しましょう。

管理会社によっては、「荷物をすべて撤去しないと解約不可」「期日を過ぎると強制廃棄」といったルールがあります。
処分や廃棄を始める前に、必ず管理会社へ連絡しましょう。

2.支払い状況の把握

保管料が未払いの場合、延滞金が発生していることもあります。遺品処分を進める前に、現時点での費用を把握しておくことが重要です。

また、トランクルームの遺品処分が遅れることで生じる最大のリスクは、保管料が発生し続けることです。遺品処分を先延ばしにすると、処分費用よりも保管料のほうが高額になるケースも珍しくありません。

3.中身の把握(可能な範囲で)

すべてを一度に片付けようとせず、「確認」「仕分け」「処分・廃棄」のステップに分けることが、精神的負担を減らすコツです。

倉庫内の荷物処分はこう進める!遺品処分の基本手順

1.仕分け(残す・処分・保留)

遺品処分の第一歩は、仕分けです。

• 形見として残すもの
• 売却・買取に出せそうなもの
• 明らかに廃棄・処分するもの
• 判断を保留するもの

この段階では、「捨てる」「廃棄する」決断を急がなくて構いません。重要なのは、荷物を分類し、全体像を把握することです。
しかし、判断保留の荷物が増えると結局片付けが進まなくなります。
保留は全体の2割程度までに抑え、残りは処分・廃棄を前提に進めるのが現実的です。

2.処分・廃棄方法を決める

仕分けが終わったら、具体的な処分方法を決めます。

• 可燃・不燃ごみとして捨てる
• 粗大ごみとして廃棄する
• 不用品回収業者に依頼する
• 遺品整理業者に一括依頼する

トランクルームの荷物処分は量が多くなりがちなため、自己判断で進めると想像以上に時間と労力がかかります。

3.片付けと原状回復

倉庫内は「空の状態」に戻す必要があります。
床にゴミが残っていると、追加清掃費が請求されるケースもあるため注意が必要です。

トランクルームの遺品処分を業者に依頼するメリットは?

トランクルームの荷物の量が多い場合や、粗大ごみが多いと処分するには時間と労力がかかってしまいます。「自分たちだけでは無理」と感じたら、無理に抱え込む必要はありません。

遺品整理業者に依頼するメリット

• 仕分けから処分・廃棄まで一括対応
• 貴重品や書類の探索も任せられる
• 精神的負担を大きく軽減できる

特に遠方に住んでいる相続人の場合、トランクルームまで何度も足を運ぶのは現実的ではないため、業者に依頼するのも有効な選択肢といえます。

不用品回収との違い

不用品回収は「捨てること」が前提ですが、遺品整理は「気持ちに配慮しながら整理する」点が大きな違いです。
状況に応じて、どちらが適しているか検討しましょう。

トランクルームの荷物処分も遺品処分もレントラ便におまかせください

レントラ便は生前整理や遺品整理のお手伝い、不要品買い取り、回収も承っております。

訪問するスタッフは全員弊社の遺品整理士、または有資格者から指導を受けた当社のスタッフです。
下見や面倒な打ち合わせもないため、限られた時間のなかでもスピーディーに対応させていただきます。

プランは2種類で、「ご自身で物品整理を行うプラン」と「整理をお手伝いするプラン」がございます。

ご自身やご家族で物品整理を完了していただくプランの場合、費用は不要品の搬出にかかる時間単位の基本料金に回収料金を加算した金額になります。
買い取り品がある場合はこの分を差し引きさせていただきます。

整理をお手伝いするプランの場合、整理と搬出にかかる全体時間での時間制料金(トラックサイズにより異なる)となります。
買い取り品がある場合は、この分を引いて精算いたします。
*有資格者の訪問をご希望の場合は、別途5,500円を申し受けます。

整理後の形見分け品の運搬等も承っています。また、高齢者施設への入居をご検討の場合も生活品の運搬などお気軽にご相談ください。

まとめ

トランクルーム・貸倉庫・レンタル倉庫に預けられた遺品処分は、放置すればするほど処分も廃棄も難しくなります。
「どこから手をつければいいのか分からない」とお悩みでしたら、まずはレントラ便にお気軽にご相談ください。

レントラ便の荷物処分

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