
学校の吹奏楽部・市民オーケストラ・地域のマーチングバンドなど、音楽団体にとって楽器運搬は大きな課題のひとつですよね。
定期演奏会やコンクール・出張練習・合同演奏会など、楽器をまとめて移動させる機会は意外と多くありますが、「業者に頼むと高くつきそう」「楽器が壊れたらどうしよう」といったコストと安全性に関する問題にお悩みの方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、団体向けのコストパフォーマンスを意識した楽器運搬方法について徹底解説します。
楽器運搬はなぜコスパが悪くなりやすいの?
団体で楽器を運ぶ場合、どうしても運搬コストが高くなりがちです。その主な要因は、運ぶ楽器の量と種類が多いことにあります。
吹奏楽部やオーケストラでは、ティンパニやマリンバ、バスドラム、コントラバスといった大型楽器が必須です。さらに、譜面台、椅子、打楽器のスタンド、指揮台など付随する機材も多く、すべてを一度に運ぼうとすると相応のスペースが必要になります。
また、楽器は非常に繊細です。ちょっとした衝撃でも音質にダメージが及ぶ恐れがあり、専門的な知識と慎重な取り扱いが求められます。そのため、単に大きい荷物を運ぶということだけでなく、安全性に配慮したサービスが必要となるのです。
さらに、学校や会場の使用時間、演奏前のリハーサルなど限られた時間内でのスムーズな搬入・搬出が求められるケースが多く、これも柔軟な対応力を備えた運搬手段が必要な理由のひとつとなっています。
楽器をコスパよく運ぶ方法と問題点
1.自力で運搬する
もっともシンプルで費用を抑えやすい方法が、自分たちで運ぶ方法です。部員や保護者が自家用車やレンタカーを使って運搬すれば、ガソリン代や駐車代程度の負担で済みます。
ただし、この方法は問題点も多くあります。 まず、運べる楽器の数や大きさに限界がある点です。軽自動車やミニバンに大型の楽器を積み込むのは、現実的に難しいでしょう。また、楽器の固定や積載方法に慣れていない場合、運転中の揺れや衝撃で破損する可能性もあります。
さらに、毎回車を出す保護者や顧問の負担は決して軽くありません。特に長距離移動となると部活動の継続性にも影響が出る可能性もあります。
2.楽器輸送専門業者を利用する
安全性や信頼性を重視するなら、運送業者や楽器輸送に特化した業者に依頼するのが確実です。プロのドライバーが専用の梱包材を使い、トラック内での固定も適切に行ってくれるため、破損リスクを最小限に抑えることができます。損害補償がある点も安心材料です。
しかし、最大のデメリットはやはり価格です。楽器の量が多ければ多いほど、必要なトラックも大型化し作業員の人数も増えるため、1回の輸送で数万円~十数万円かかることも珍しくありません。演奏会が年に何回もある団体にとっては、大きな負担になってしまいます。
3. 楽器輸送対応の宅配便を利用する
比較的小型の楽器であれば、一般の宅配便を利用することも可能です。 特に、ヤマト運輸の「らくらく家財宅急便」や佐川急便の大型宅配サービスなどは、楽器の種類によっては対応してくれる場合もあります。また、宅配便は全国に配送網が整っているため、遠方への移動にも対応しやすいという利点があります。
しかし一方で、団体での運搬にはデメリットもあります。 まず、荷物の発送から到着までに時間がかかることがあり、演奏会場の搬入時間に間に合うように確実に届けてもらえるかどうかが不安要素になる点です。 また、到着時に受取担当が不在だと荷物が持ち帰られてしまうこともあり、会場での受取トラブルに発展する可能性もあります。
さらに、団体全体で大量の楽器を同時に送るには、個別に梱包を行う必要があり手間も増えます。宅配便は個人所有の楽器などを単体で移動させるには便利ですが、オーケストラや吹奏楽部全体での移動にはあまり現実的とは言えない手段といえるでしょう。 特に、搬入時間や効率性を重視する場合は別の方法を選ぶ方が安心です。
時間制料金の運送サービスという新しい選択肢
楽器運搬を依頼するときは、安さはもちろん、大切な楽器を丁寧に扱ってくれるコスパの良い業者を選びたいですよね。
レントラ便では、毎年多くの学校・団体のお客様から楽器運搬のご依頼をいただいています。毎年の定期演奏会にご利用いただくなど、リピーターのお客様が多いことも特徴です。
レントラ便には楽器運搬実績が豊富なドライバーが在籍しており、お客様の楽器を丁寧に運んでいます。梱包用の毛布・楽器を固定するベルトなども用意しておりますのでご安心ください。
トラックの種類も豊富で、軽トラックから4tウイング車までご用意しています。 4tウイング車は、荷物出し入れの開口部が大きく開いて野外ステージ代わりにもなるため、学園祭や地域のイベント時に人気です!
レントラ便が安い理由は、利用時間とトラックのサイズで料金が決まる「時間制料金」を採用しているから。
30分単位で必要な時間だけ利用できるので、無駄のないコスパ最高な運搬を実現できています。
行きと帰りの往復運搬も受け付けていますので、コンクールなどの時間に合わせて、行きと帰りで必要な時間だけご利用ください。
さらにレントラ便では、楽器を一晩お預かりして、翌日指定場所にお届けすることも可能です。(※別途、積み置き料金がかかります。)コンクール後に打ち上げがある場合、翌日に別の会場で演奏会がある場合などにも柔軟に対応いたします。
団体の楽器運搬は、ただ安ければよいというものではありません。楽器という繊細で高価なものを扱う以上、丁寧な取り扱いが不可欠です。
「自力では難しい、でも業者に頼むのも高すぎる」と悩んでいる吹奏楽部やオーケストラの皆さん。ぜひ一度、レントラ便を活用した楽器運搬を検討してみてはいかがでしょうか?