
子どもが離れて暮らしている・介護者の高齢化などの理由で、安心・安全な生活環境を求めて老人ホームへの引越しを検討する人も多いのではないでしょうか。
しかし、いざ老人ホームへの引越しが決まると「何を持っていけばいいの?」「どこから手をつければ…」と不安に思うこともありますよね。
今回は、老人ホームへの引越しにあたっての持ち物や準備のポイント、そして高齢者本人やご家族の負担を少しでも減らすためのコツをご紹介します。
老人ホームへの引越しでまず考えるべきこととは?
老人ホームへの引越しは、単なる「住まいの移動」ではなく、生活そのものの転換を意味します。これまで長年住み慣れた家を離れるという方も多く、物理的な作業以上に心理的な負担も大きくなります。
そこでまずは、次のポイントを押さえて準備を進めましょう。
1.施設のルールやスペースの確認
老人ホームには施設によって、居室の広さや収納の有無、持ち込み可能な家具・家電の制限が異なります。まずは入居予定の施設に確認を取り、どの程度の荷物が持ち込めるか把握しておくことが大切です。
一般的な老人ホームの居室の広さは20㎡弱となり、持っていける荷物の量は限られています。収納がある場合は、小さめの家具2つ程度が目安となります。通常の引っ越しと違い、それ以上の家具を持ち込むと車イスで移動しにくくなってしまうのです。
2.生活に必要最低限のものをリストアップ
「全て持っていこう」とすると荷物が膨れ上がって整理が難しくなり、引越し準備の負担が大きくなるだけでなく、引越し後の介助もしづらくなるというデメリットがあります。
入居者にとって必要なモノを必要な分だけ準備することが、新生活の環境を整え、高齢者の負担を減らすことにも繋がります。
まずはベッドの位置を確認しておくと家具を置く位置が決まるため、持っていける最低限のものが見えやすくなるのでおすすめです。
3.愛着のある家具を持っていく
老人ホームへの引越しでは、最低限の家具しか持ち込むことはできませんが、できれば一点でも愛着のある家具を持っていくことをおすすめします。
なぜなら、環境を変えることが大きな負担になる高齢者にとって、それが安心感につながるからです。
愛着のある家具といっても、使いやすさもしっかり確認しておかなければなりません。
例えばタンスだとしたら、引き出しはラクに引き出せるものがおすすめです。歳を重ねると指先の力も弱くなるため、重い引き出しは使いづらくなる可能性があるので注意しましょう。
老人ホームへの引越しをスムーズにする3つのコツ
1.断捨離は家族と一緒に進める
老人ホームへの引越しの際は、不要なものを整理する「断捨離」が必要になりますが、長年の思い出が詰まった品々を処分するのは簡単ではありません。
高齢者本人が1人で判断するのではなく、ご家族が一緒に相談しながら進めることが大切です。思い出話をしながら作業することで、心の整理にもつながります。
2.荷造りは小分けにして計画的に
一気に荷造りをしようとすると、体力的にも精神的にも負担がかかります。
週末ごとに少しずつ進める、荷物を「衣類」「思い出の品」「医療関係」と分類して整理するなど、段階的に行うのがポイントです。
3.プロの引越しサービスを活用する
最近では、シニア向けの引越しサポートを提供する引越し業者も増えています。
家具の搬入や荷解き・不要品の処分なども代行してくれるので、家族の負担も大きく軽減できます。
老人ホームの引越しは実績豊富なレントラ便!
レントラ便は老人ホームなどの各高齢者施設への引越し実績が豊富です。
レントラ便が選ばれている理由は「訪問見積もりなし」「時間制料金で明瞭会計」だから!
料金は「トラックの種類+レンタル時間」で決まるため、事前の訪問見積もりは不要です。最安値は軽トラックで30分3,980円~となっています。
軽トラック1台で、【冷蔵庫(小)×1・テーブル×1・洗濯機×1・段ボール箱×10・衣装ケース×3程度】の荷物が積めるので、老人ホームなどへの荷物運びや荷物の少ない引っ越しにピッタリ!
時間内なら往復や立ち寄りが可能なので、引っ越し途中にご家族の家などに立ち寄ることもできます。
オプションでは、不用品回収・買取、トランクルームへの運搬・保管など一貫したサポートをしています。
老人ホームへ引越しする際の荷物処分だけでなく、思い入れのある家具などをすぐに処分できない場合にはトランクルームへの運搬もご検討いただけます。
通常の引っ越しとは異なることが多い老人ホームへの引っ越し。
ご本人だけでなくご家族にとっても心理的・金銭的負担が多くなります。少しでも負担軽減となるようレントラ便を活用してはいかがでしょうか。
ご不明な点は、お気軽にお問い合わせください。