【コスパ最強の引っ越し・運搬】引っ越し業者・赤帽・レントラ便を比べてみました

「格安引っ越し」「親切丁寧な対応」を売りにしている引っ越し・運送業者はたくさんありますが、「格安かつ高品質」の業者は意外と少ないのをご存知ですか？
安いだけ・丁寧だけど高いではなく、「格安かつ高品質」なコスパ最強の引っ越しができる方法をご紹介します。

大手引っ越し業者の場合

引っ越し業者を決めるときに、まず思い浮かぶのが「大手引っ越し業者」ですよね。アート引越センター、アリさんマークの引越社など、CMでよく見るから安心！という方も多いと思います。またヤマトホームコンビニエンスも、宅急便での信頼の厚さから人気があります。

大手引っ越し業者は、営業所とトラックの数が多く、対応エリアも全国です。
取扱件数の多さから、ニーズに合わせた無料サービスも充実しています。また何かあった場合の対応が迅速で、保証の面でも安心です。
大手引っ越し業者に依頼するメリットは、安心感と充実したサービスといえます。

一方、デメリットは料金が高いことです。知名度が高い＝広告費がかかっているということで、繁忙期に雇う大量のアルバイトの人件費と訪問見積もりの営業担当の人件費もかかります。その費用が料金に反映されるため、どうしても料金が高くなるのです。

例えば、単身の同一県内の引っ越し料金相場を見てみると

・アート引越センター【通常期】37,800円【繁忙期】50,000円
・アリさんマークの引越社【通常期】37,800円【繁忙期】40,000円
・ヤマトホームコンビニエンス　23,000～27,500円

となり、繁忙期や土日は割増料金になることも特徴です。
また繁忙期は日払いのアルバイトが作業に当たることが多いため、サービス品質にバラつきがあるのもデメリットです。

赤帽の場合

「格安引っ越し」で検索すると、よく出てくるのが「赤帽」です。
赤帽は運送業を営む個人事業主によって構成されています。引っ越しを依頼した場合、「赤帽」という業者ではなく、所属する組合員が作業を行います。

赤帽の単身の同一県内の引っ越し料金相場は、35,000円です。地域や移動距離・荷物の量・作業内容・利用する台数によって料金が変動しますが、引っ越し業者よりも安くなります。

一方デメリットは、赤帽のトラックは「軽トラック」なので、運べる荷物量が限られることです。大型家具は載せられないことがあるので注意が必要です。
またドライバー1名だけで全ての作業を行い、作業員の追加は出来ないため、お客様も運搬作業を手伝わなくてはなりません。
個人事業主の集まりなので、ドライバーの質や体力が一定ではないこともデメリットの一つです。